出発



風強く、糞寒く、ゆえに空がきれいだ。
放射能問題で東北方面が消えた今、 今回は富士五湖巡りをするか 浜名湖へ行くか迷ったが、 原油高で車が少ないことを見込んで、 普段は渋滞がひどいであろう海岸沿いの旅、浜名湖方面を選んだ。
前日の仕事が忙しく、ほとんど下調べしていない中で、急遽選択したので 色々不安がある。

まずは首都高。いつも緊張する。肩がこるほどに。 そして毎回危険なシーンを何度か目撃する。(ぎりぎりの割り込みなど)


富士SA



あんなに晴れていたのに雲がかかってきた。 首都高を抜け、東名高速を暫く行くと、目の前に富士山がみえてくる。
残念ながら雲で裾野しか見えないが、まさにフッジッサーンって感じでひたすらデカイ。




名前に反して、富士山は見えない。
ちなみに東名高速は途中で2ルートに分岐して又戻る珍しい高速だ。


由比SA



こんなSAとは呼べないシロモノだが




眺めは最高。
海にせり出したSA。目前が海で180度視界がひらける。
売店もないが、必ず寄ろう。

この先も


浜名湖SA



あと3キロのところで事故渋滞に巻き込まれる。
残念すぎる。全然動かない。
しかし、ここでイライラしては自分が自己渋滞の主人公になってしまう。




到着。 糞混んでてワロタ。みんな観光客。観光バスも着ている。

放射能も何も知らんって感じ。 人間、自分の身に影響ないことはとことん実感できないんだなぁ。




公園が隣接。ここから海を望む。
旅行中の制服JCが絵になる。

犬の糞がいっぱい。なんなんだろうね… そんなに他人さまに犬嫌いになってもらいたいのかね。




日本有数の風光明媚なSA。

本当はここを見て、高速を降りて大草山から夕日を望む予定だったのだが…




道路がこの状態である。 諦めてSAから夕日を見ることにする。悔しいのぅ。
食事。こぎつね丼。 油揚げの下にマヨネーズまみれの鰻が入っているというほぼジャンクフード。

浜名湖橋。観光船も走っている。




落日。結局1時間半もSAにいた。 夕日ポイントにはホットドリンクを手に30分待機。 ぼーっと太陽を眺めていた。 橙に照らされ揺らめく波は、それでも青さを失わない。 そんな様子を見ていると得体のしれない気持ちになる。

今年は時間を潤沢に使うスタイルで旅をしたい。




夕日ポイントで佇むキモイオッサンが一人…

夕日を眺めながら愛を語り合おうとカップルが何組か来たが、 みなキモイオッサンの前に退散していった。


舘山寺温泉 華咲の湯



今回の旅行は、風呂場に心配があった。 節電状態や自粛ムードで営業していなかったり時間を短縮していりして 入浴できない可能性も十分あるなと。
さらにカーナビに乗っている風呂がなく、しばらく迷う羽目に。 旅行先の山中を迷うならば自己の可能性は低く問題はないのだが、 狭く入り組んだ観光街を、風呂場を探しながら運転するのはやたら気を使う。
やっと見つけたのがここ「華咲きの湯」。ただし 駐車場にゲートがある。つまりここで夜を明かすワケにはいかない。まだ安心できぬ。

1050円,タオル付き,浴槽15の大型施設。平日〜21:00 休日〜22:00 かけ流しは小さな浴槽1つ 薄茶色である。
やっと風呂に入れるありがたみ、喜びを感じながら湯に沈む。 源泉かけ流しの小さな湯船…黄金の湯で、はしゃいだ幼女に湯をかけられる。 それも小生の方を向いて意図的に。海坊主と間違われたか。 オヤジ殿が誤ってくれた。どうせなら本物の黄金を…
なぜかこの旅館では幼女がやたら多い。間違いなく幼児じゃなく幼女が多い。 しかも貸付のピンクの浴衣を着ている。風呂的にはおすすめできないが、 それ以外の意味ではまぁまぁの所ではないだろうか。


浜名湖自然公園



少し走り自然公園駐車場で一泊。10時過ぎシュラフに入る。
星綺麗。糞寒い。津波が来ら一発だな。

津波やら事故やらで俺が死んで、親が この「どうせなら本当の黄金の方が…」とか 書いてあるノートを見たらどう思うのだろうか。。。











































TOP    著作:ハゲおっさん
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